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事業内容

Background 事業の背景

アフリカ貧困農家の実情

タンザニア北部タンガ州マフレタ村は、東京ドーム120個分の広大な農地を保有しています。この村の農民100人は、「マフレタの稲田」の写真のとおり地平線の彼方まで続く農地を、気温30度以上の炎天下の中、1年中鍬で田畑を耕し、稲を手で植え、鎌で刈り取ります。想像を絶する労働を強いらいますが、鍬で耕すため生産性は上がらず、いまだに開拓できない農地も多くあり、また運搬ツールがないため村に来るブローカーに収穫物を安く買い叩かれてしまいます。農民の1日の収入は1ドル以下で、電気・水は通っておらず、子供の服も靴もボロボロで、農作業の労働力として子どもが必要となるために、子どもたち教育レベルは低いままで、貧困からいつまでたっても抜け出せない状況が続いています。 東京ドーム120個分の広大な農地があれば、それなりに裕福であってもいいはずです。タンザニアの農村は、どこも同じような問題を抱えています。この国の唯一の救いは、人口密度が低く広大な耕作可能面積を持つことです。このプロジェクトはこの貧困の罠から貧困農家を救い出すことを主目的としています。

taiwa
マフレタ村の村長・農民との対話風景

手作業による非効率で高コストな農業習慣

tillage
耕作作業の問題点
  • 現在も鍬などのハンドツールに頼っている
  • 労働力にかかるコストが高い (トラクターのレンタル費用よりも高い)
  • 中・大規模農家では所有地の一部しか耕作できていない
  • 手作業では荒くしか耕作できない
harvest
収穫作業の問題点
  • 鎌で作業するため、多くの人出が必要
  • 人出が集まるまで収穫が遅れ、収量が低下してしまっている
  • 労働力にかかるコストが高い (コンバインのレンタル費用の2倍以上)
  • 収穫・脱穀のプロセスで数十%のロスが発生している

Business Summary 事業の概要

貧困農家を支援する仕組み

農業機械化が進んでいないタンザニア農村向けに廉価なトラクタレンタルサービスを提供します。3000万人強のタンザニア農業人口のうちトラクタは全農地の10%にしか導入されておらず、残り数千万の農民は鍬で農地整備を行っているため効率が悪いだけでなく所有農地の一部しか開墾できていないため、トラクタ導入により新規農地開拓・土壌の活性化を促し、生産量・生産性が格段に高めることができます。


  • 所得1日2ドル以下が大勢を占める貧困農家(BOP層)にとってトラクタは非常に高価であり、購入することは不可能である為、トラクタを現地の耕作・収穫に借り出される労働力の賃金と同等レベルにレンタル価格を設定 することで、BOP層に幅広くトラクタ導入による生産量・生産性向上のメリットを享受できるようにします。
  • トラクタは、田畑を耕すだけでなく、田植え・肥料/農薬散布・収穫後の運搬・精米の動力源に使用可能であり、一連の農業プロセスの効率化に寄与できます。
  • 本事業の主な収入源は、耕作・収穫後の運搬サービスですが、タンザニアは北部・中部の気候が異なる為、トラクタが北部と中部を耕作・収穫時期を追って移動することにより、トラクタオペレーション期間を年間11ヶ月(耕作8ヶ月、収穫3ヶ月)まで高めることができるため収益安定に繋がります。
comunity
農村コミュニティーと一体となった事業展開

Our Advantage 私たちの強み

社会的インパクトの最大化と経済的価値創出の両立

寄付モデル

  • 事業規模は寄付に制限される
  • 成長へのインセンティブが薄い
  • 寄付が止まれば成長が止まる

broken
アフリカでは、外国援助で寄付されたトラクタの多くが壊れたまま放置されている。

シードアフリカモデル

  • 農家は必要なだけトラクタを借りる
  • 投資と適正な利益により、農家と共に成長する


sa-tractor
当社がトラクタを運転・メンテナンスするため、長期間の運用が可能